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ムギとハナ
お店の名前
ずっと考えてきたはずなのに、いざとなると決められなくて
あらゆる単語やフレーズや歌を挙げてみても納得できず
あらゆる言語の辞書をひっぱりだしてもさっぱり決まらなくて
どんどんこんがらがり
ある時ふと二人とも我にかえって
いちばんちかくでずっといっしょにいきてきた、彼女たちの名前をもらったのでした。
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by mugi-hana | 2005-11-23 01:12 | mugihana日記 | Comments(7)
ウェディングブーケ
夜が明ける前から、今日の一日は始まりました。
ムギハナに、ウェディングブーケの注文がきたのです。
一生に一度の大切な一日のためのブーケを私達の小さなお店に任せられた責任感に
緊張しつつも、うれしく、誇らしく感じました。
純白な花をたくさん仕入れて、その中でも一番きれいな、咲きごろのものを選んで
丁寧に作っていきます。
純白のアマリリス、大輪の白いバラ アナスタシア、
うつむき加減に咲いてふるえるように揺れるウィット、
秋の終わりの微妙な色のアジサイや、きりりとしたカラーも入って
毅然と美しいブーケになりました。
ふたりの幸せを祈ります。

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by mugi-hana | 2005-11-21 00:31 | mugihana日記 | Comments(3)
白樺のクリスマス

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by mugi-hana | 2005-11-17 00:28 | mugihana日記 | Comments(0)
あったかい夜
昨日はものすごい冷え込んだ日で
みんなのあいさつが「今日はさむいね~」だった。
用心して着込んではいても、じっと立ってると気が付くと震えているくらいの寒さ。
やばいかも なんて笑ってはいても今後どうなるんだ・・・とちょっと不安になった夜。
でも。
いつも店をひらく場所の向かいのカフェの店長夫妻がコーヒーを差し入れしてくれた。
ミルクいるんでしょ、っていいながら、と~って注いでくれたそうだ。

そんなこんなで元気をとりもどして、花の水をかえて、花束を作って
先週花束を作ったお客さんがそのお礼をいいにきてくれて(こういうのってすごくうれしい)
ちょっと落ち着いて静かな時間がくる。
静かな時間て、急に寒いよね、といいながら寒さに耐えていたら
さっききたお客さんがぱたぱた走ってきた。
日本画の先生をやっているといういつも穏やかな人が走ってくるから
何事だろうと思ったら
熱々のジャスミン茶を淹れて、ボトルに詰めてもってきてくれたのだった。
胸のあたりがぎゅ~っとなって風景がぼやけて見えたけど
咳のふりしてごまかした。
家につくまでジャスミン茶はずっとほんわりあったかかった。
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by mugi-hana | 2005-11-13 22:05 | mugihana日記 | Comments(4)
お祝いしようね
今日はどんな花があるの?
毎週用賀の街で店をひらく度に明るく声をかけてくれる人がいます。

明るい色の花をばっさりいけるのが好き、香りのいいバラも好き
だいぶ好みもわかってきて、その人に会えるのが毎週楽しみなのです。
夏のある日、私ね、赤ちゃんできたのよ、とその人がうれしそうに言いました。
わぁ!おめでとう~!って言いながら、私まですごくうれしくなって、幸せ気分に。
よかったねよかったねっていってお祝いにその日一番きれいだったバラをプレゼントしました。
仲良しな人にあかちゃんができるのってこんなにうれしいんだ、って発見して
もう黙っててもにこにこしちゃいそうにうれしくなった。
教えてもらった次の日、1人で歩きながら「なんで私は今こんなにごきげんなんだ?」
と考えてみれば、前日その人に赤ちゃんができたのを聞いたから、と思い当たったくらい。

季節は変わって秋になって、彼女のおなかもだいぶ大きくなったけど
相変わらず明るく笑いながら、毎週顔をだしてくれる。
いつごろうまれるの?お祝いしようね

人生の節目節目の喜びや幸せにたちあえる、うれしさ
みんなの幸せな気分をちょこっとずつわけてもらえるみたいで、花屋ってしあわせだ。

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by mugi-hana | 2005-11-11 12:31 | mugihana日記 | Comments(2)
酉の市も過ぎて
秋も深まり
あったかい色が映える季節になりました。

去年の今ごろ、酉の市にいけなくて悔しくて
「来年は一の酉に行こう」と言っていたのに、
夢中で過ごした一年、また今年も一の酉には行きそびれました。

来年の酉の市、ムギハナはどうなっているかな

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by mugi-hana | 2005-11-11 01:01 | mugihana日記 | Comments(0)
北海道からおとり寄せ
9月にディスプレイをしたレストランで、今度はクリスマスのディスプレイをさせてもらえることになりました。
一年で一番街中がきらきらしてて、どのお店もみんな力をいれて飾りつける季節。
さぁ、どんなのにしよう?!
お店の真中に木の大きなテーブルがあって、落ち着いた雰囲気のレストラン、
内装や、天井や、メニューや客層、オーナーの意向や、私達がつくりたいもの・・・
いろんなことを考えて、今年は、大きなテーブルの上の空間に、
白樺と雪の林を作ることにしました。

でも、2メートルにもなる白樺の木なんて、どこで売ってるんだろう?
それも、丸太ではなくて、なるべく枝もついたままの、きれいな白樺。
市場にはなかなかでないし、でもなんとしてでも白樺はほしいし・・・
インターネットで調べたり、あちこちに電話をして探したかいあって、
北海道の小さな材木店が白樺の木の枝を送ってくれることになりました!
『昼間はだいたい外にでて作業していますので、午後7時以降に電話を下さい』
という文章に、小さい店だけどがんばってるんだ。。と思ってしまって
絶対、北海道の白樺がほしい!と決めてお願いしてしまった。

北海道から白樺の木がどどんとやってくるのは2週間後。
それまでに、白樺以外のものを用意しておかなくちゃ。
何を使うのか?それは当日のお楽しみということで。。。

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by mugi-hana | 2005-11-08 01:16 | mugihana日記 | Comments(0)
深夜の花屋
パリから一時帰国した友達がみんなと一緒にきてくれた。
花を眺めたり、似合うのを探したり、プレゼントしたり、いろんな話もたくさん。
気がつけばまたしても、舗道のわきに並んで座って話し込んでた。

オレンジ色の明かりに包まれて、色とりどりの花や実があって
みんなが笑ってた。
今までのこととかこれからのこととか。これからずっとのこととか。

「なんか、きらきらしてた」と後で友達がいった。
うん、そんなかんじだったね。
大切な時間。
だから、しばらくあの感じを自分のなかにぎゅってもっておきたくて
日記にも書かなかったんだ。

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by mugi-hana | 2005-11-02 12:24 | mugihana日記 | Comments(0)
この人だから、言えること。
この店の料理を食べたくて、てくてく歩いてくる人達が次々にドアをたたいて
いつもこの店のテーブルは満席になる。
白い壁と、すりガラスの窓、木の床の居心地のいいトラットリア。
かっこいい奥様と、厨房でひたすら作りつづけるシェフと、活気のあるスタッフの方。
絶品ポルチーニにお客さん達の笑い声がはじける。
このテーブルの花を毎週活けるのは私達の誇りだ。

この店をだすまではいろいろあったよ
ほんっとに困って もうどうしようかって時も何度もあったしな。
でも誰かに助けられてきたんだよ
そういうもんだよ
だから、うちのスタッフがここを独立してく時とかさ、
これから店だすやつがいる時とかさ
うちがそのときなんかできればなって、ふつうに思うよ。

確信にみちた口ぶりでシェフが話してくれた。
ふと目を落とせば
テーブルの上でがっちり組まれたシェフの手は
ずっと包丁を握り、フライパンをふるってきた、かっしりしたはたらく手で
そうか、だからこの言葉がこんなに力を持っているのかと、思った。

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by mugi-hana | 2005-11-01 00:22 | mugihana日記 | Comments(6)