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はじめてのおかいもの
私には近所に住む小さな仲良しがいます。
(4月9日の日記の、ランドセルを見せにきてくれた子です)
母の日の一週間程前、彼がママと弟と一緒にお店に来てくれた時。
向かいのクリーニング屋さんの階段にふたりで並んで座ってママを待ちながら、彼は私にだけ「ないしょ」を教えてくれました。
「あのね、こんどね、ははのひ、でしょ。
ぼくね、パパといっしょにね、5ひゃくえんもってね、ムギハナさんにお花かいにくるの!
パパはしってるけどね、ママにはないしょなの!しらないの~」
だからわたしも、「そっかぁ!じゃ、私も秘密にしとくね!」と言って、力強くうなづきあい、うひひとふたりで笑っていたのでした。そんな夕方でした。
そして、母の日の朝。
開店してすぐに、なんと彼は、ひとりでやってきたのです。
ものすごく緊張した顔で。
「あのね、パパがね、ひとりでいける?って。だからぼく、うん、っていってひとりできた」
小さなおさいふをぎゅっと握ってきりっと立って、ママにあげる花もちゃんと自分で選べました。
ハロウィンという、淡いピンクのバラ。うんうん、君のママはきっと好きだね。
ムギハナでは、母の日、こどもの花束に添える葉物はおまけと決めてます。
しかもひとりで来たんですから大おまけです。
淡いグリーンのスプレーカーネーションを合わせて、やさしい水色のニゲラをおまけでふわふわと。
ピンクの薄い紙で包む私の手元を、彼は口元をぎゅっと結んで、じぃっと見てます。
いつもママと来る花屋さんの見慣れた光景も、今日の彼にはきっと違って見えてるはず。
私までどきどきします。
はい、できました、と花束を手渡すと、ありがとう、といって、すっかりあったかくなった5百円玉を私の手のひらに乗せてくれました。
えらいえらい。やさしい子ね。
帰り道、緊張感ただよう小さな背中を、角を曲がるまでこっそり見送りました。
その日の午後、今度はおばあさまに渡す花束をママと買いに来てくれた時はもうすっかりいつもの甘えん坊のかわいい笑顔に戻っていて。
ママは「ぜんぜん知らなかったから、びっくりしちゃって~泣いちゃったわ~」と喜んでいました。
ちっちゃい友達の、大きな挑戦に立ち会ってしまった日でした。
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by mugi-hana | 2007-05-20 20:51 | mugihana日記 | Comments(2)
母の日 終了
花屋にとって、一年で一番忙しい日、母の日が終わりました。
ご注文やお問い合わせをいただいた皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました。
ふたりだけの小さな店はてんてこ舞いで、3日徹夜などしてしまい、久しぶりに
「昨日あったことなのか、今日あったことなのかわからない」、感覚を味わいました。
母の日はすごく気持ちよくいい天気で、街を歩く人がみんな花束をもっていて、いつもの商店街が華やいだ雰囲気でした。
ムギハナの前の路地に、花束を買いに来てくれた方たちがたくさん待っていてくれてるのを目にしたときは、本当にうれしくて。
かわいいカップルや、家族連れの方たちが辛抱強く、私達がひとつづつ花束を作るのを順番をまってくれました。
待たれる、というのは花束を作るときにはプレッシャーなのですが、
それでも、それさえもうれしくて、熱が入ります。
花束をもってお母さんに会いに行こう、という日に、ムギハナに来てもらえる、ということがとてもありがたくて、誇らしくて。
母の日の夜、お店はほとんど花がなくなって、最後のお客様に花束を渡した後、全身からくたくたと力が抜けていきました。
来年の母の日も、うれしく忙しく花束を作れるといいなと思いながら。
ムギハナの、母の日最後の花束は、ベッキアのスタッフの男の子達からマダムへの花でした。
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by mugi-hana | 2007-05-16 20:24 | mugihana日記 | Comments(3)
電話回線障害のご連絡
5月4日11時現在、ムギハナの電話が回線の障害により通話ができない状況になっております。
電話、FAX、インターネットが使用不可能な状態です。
ご用のお客様は、下記の携帯電話にご連絡いただきますようお願い致します。
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ご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。

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本日16時頃、復旧しました。
ご心配をおかけしました。
by mugi-hana | 2007-05-04 14:23 | mugihana日記 | Comments(0)
ムギハナ号
ムギハナに 新しいくるまがきました。
今までのちっちゃくて白いムギハナ号はとてもよく働いてくれましたが
さすがにあちこち壊れてきて、『いつ止まっても驚かない』と言われるようになっていました。
大きな枝ものを積む機会も増えてきて、もう少し、大きいくるまが必要だねと話していた矢先の出会いでした。
2代目ムギハナ号は、カラベル、というチョコレート色のフォルクスワーゲンのバンです。
新しいくるまはうれしいけど、
今までのちっちゃいムギハナ号を手放すのはさびしかった。
でも、そういう時期がきたのだ、とも思います。
前に、進まなければ。
お金をはたいて買った、あの白いくるまから
ムギハナは始まったんだってことを、ちゃんと覚えていようと思います。
これからは、2代目のムギハナ号に花をたくさん積んで、皆様のもとへお届けにうかがいます。
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by mugi-hana | 2007-05-02 19:09 | mugihana日記 | Comments(2)