水気をふくんだような空気、すぅっと、沈丁花の香り。
夜の空気が少しぬるくて、きりきりした感じがもうなくて、
ダウンジャケットはもう着なくてもそろそろ大丈夫。
街路樹のつぼみもふくらみ始めていて、
枯れ草ばっかりだった空き地には、いつのまにか、やわらかい緑の草がぴん!と伸びてきています。
春です!
あー、今年の冬も寒かったなぁ。
でももう春ですから!
この「沈丁花」を思い出せなくて、ホリーに
「ねぇねぇ春になると咲く、香りのいい花の木、なんだっけ。。。
なんか地味だけど、すごくいい香りで。。。ホラ。。。名前がでない。。」なんて話していたら、
そばで聞いていたゆいが、突然割り込んできて、
“はるのかぜが~ ふいてきたら~♪” と私の知らない(たぶん保育園でおぼえてきた)可愛い歌を歌ってくれました。