わぁぁぁぁ。。。
花いっぱい。
自分たちの店ながら、思わずためいきがでます。
水揚げが終わり、花達がそれぞれの花器に活けられて、いちばんきれいに見える場所におさまった時間。
花も人も、ひと息つけるようなこの時間が、一日のなかでいちばん好き。
しんなりしていた葉が水をすってしゃんとして、くったりしていたバラの花のつぼみも、しなやかに上を向いて咲きだした。
高貴な香りのイブピアッチェ、可愛いオレンジピンクのベビーロマンティカ。
ふんわり咲くこの春最後のラナンキュラス、艶やかな朱鷺色の芍薬、シノワズリな色合わせのランの花。
天井を覆うように広がる枝は、淡いグリーンの右近桜、八重桜、咲き分けの桃、はなみずき。
花に囲まれて、深呼吸。