元Jリーグ選手(現解説者)への花を作ってください、と注文がありました。
ぜひとも選手のチームカラーである、赤に白を少し、という色合いで、と。
折りしも季節は秋、今日のmugihanaの品揃えは
深い赤のアマリリス
ベルベットのような光沢のある黒がかった赤いバラ、ブラックビューティー
ざらりと色めく赤いケイトウなど、おあつらえの花ばかりでした。
私が育った街はこのチームを街全体でアイしていて
試合の日になれば普通の家がチームのフラッグをベランダから掲げるし(私の実家もだしてた)
酒屋さんの配達トラックが手書きで「それゆけ○○」とか描いて走ってるし
試合中はシュートシーンになると各家庭から同時に歓声があがるのが聞こえたり
試合帰りのサポーターに、買い物途中の奥様が「結果はどうだった?!!」って聞いてたり、します。
そしてそれはいたって日常の光景で
スポーツと街との関係はそこに住む人を豊かにしていくのだと確信する一方で
私はただ単純にこのチームとこの街とこの人達が好きだなぁと思うのです。